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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第21節 ぜんぜんまだまだ

2011 Jリーグ Division 2
第21節 ジェフユナイテッド市原・千葉●0 - 2○湘南ベルマーレ
1位(勝点31)→2位(勝点31)

前日の夕方まで、行こうかどうしようか迷いに迷って、結局「ええい!」とチケットを買って参戦することにした平塚でしたが、見事に返り討ちにあってしまいました。関東のアウェイは、これで3戦して1分2敗。苦労して行ったアウェイゲームで負けてしまうと、疲れも倍増してしまいますな・・・・。

スタメンを振り返っておきます。GKは岡本。4バックは山口、竹内、茶野、青木良太ファン・ゲッセル佐藤勇人のダブルボランチと、右ワイドに伊藤、左に深井、トップ下に米倉。最前線にオーロイです。ミリガンは警告累積で出場停止。ベンチには坂本が復帰しました。

正直、あんまり書くべきことも思い当たらない試合になってしまいました。端的に行ってしまうと、前節の熊本戦と何も変わっていません。前半に2失点して、それを跳ね返すべく奮闘したものの、シュートが枠にいかずにGK西部を脅かすことができない。オーロイと久保を並べて前線の高さを追加し、クロスボールからの高さ勝負でゴールをこじ開けようとするものの、クロスの精度が悪くて満足にフィニッシュまでいけない。バイタルを思いっきり固められて、ジェフの選手はボックスの中に入り込むことすらを封じられてしまいました。

終盤にサイドからのクロスと後方からのロングフィードを多用していたのは、やはりドワイト監督の指示だったんでしょう。しかし、引いた相手に対してそれがほとんど通用しないことは既に証明されています。ならば、ハイボールだけに頼るのではなく、ドリブルで中に切れ込んでみたり、遠目からでもミドルを狙ってみたり、もっと選手が動いて相手DFをかき乱してみたりと、工夫が必要なんではないかと。暑さで体力の消耗が激しい環境で、オランダ式のポジションサッカーがメリットを発揮しやすいのは理解できますが、それでも勝てないのなら、何かしら別の方法を考えなければならないのは当然のことでしょう。

内弁慶が悪いとは思いませんよ。10/11シーズンのプレミアリーグを制したマンチェスター・ユナイテッドだって、ホームでは18勝1分無敗なのに、アウェイではわずか5勝しかできないという見事な内弁慶ぶりでしたから。シーズン中盤に入って、徐々に序盤の勢いがなくなってくるのもわかります。大事なのは、このままズルズルと落ちていかないこと。即戦力の補強も含めて、この夏にやるべきことはたくさんあるはずです。苦しい時期をきちっと乗り切れるよう準備をしなければ。

先なんて考えてる余裕ないですよ。まずは「今」勝たなきゃいけないんだから。

[J'sGOAL]【J2:第21節 湘南 vs 千葉】レポート