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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第2節 次だ、次。

2012 Jリーグ Division 2
第2節 ジェフユナイテッド市原・千葉●0 - 2○京都サンガF.C.
1位(勝点3)→11位(勝点3)

強豪続きの開幕シリーズではありますが、しかしまぁコテンパンにやられましたな。まさしく「完敗」。

スタメンを振り返ります。GKは岡本。ライトバックにルーキーの大岩が入ってリーグデビュー。竹内、山口智、武田と4バックを組みます。佐藤勇人佐藤健太郎のダブルボランチに、右に伊藤、左に兵働のアウトサイドハーフ。深井と藤田のツートップです。ベンチには渡邊と町田が入りました。荒田があっさり外れたのはケガかなんかがあったのかな?

味スタからの帰りにiPhoneのスカパーオンデマンドで見ていたので、前半の20分くらいから。とにかくジェフの悪いところが全部出たって感じのゲームでした。ショートパス、浮き球、トラップ、サイドチェンジ、どれもこれもしょーもないミスの連発で、全然落ち着かない。中盤センターにポイントがいない感じで、両サイドで窮屈にパスをまわそうとして失敗していました。中盤でボールを奪っても、前の準備が整わないうちにとにかく前に蹴っちゃって、結局ボールを渡してしまって攻めきれないという。みんながみんなバタバタしていて、はっきりと「今日は良くないなー」と思える内容になってしまいました。まぁその相手が昇格候補筆頭の京都だったこと、まだ開幕2節で切羽詰まった状況ではないことが、救いといえば救いですかね。

失点は、2つともバックスのギャップをポカーンと割られたものでした。2点目はセットプレーですけど、ゴールの真ん前で相手ストライカーがドフリーで待ち構えてるとか、いくらゾーンディフェンスとはいえお粗末極まりないですよ。山形戦では、佐藤健太郎がセンターをきっちりカバーして縦への推進力を防いでいたんですが、今回はこれが驚くほど利いてなかった。サトケンだけが悪いわけじゃないですが、真ん中で自由にやらせてしまったら、京都としてはもうやりたい放題ですよ。なんせ相手は工藤ですよ。僕らの知ってる上にさらにパワーアップしたあいつなんだから。

田中佑昌はまたしてもその威力を発揮できずじまい。右サイドでの推進力は多少の効果はありましたが、パスの出し手がいないので、良さを十分に出せなかったんですよね。そういう意味で、町田の投入は明らかに遅きに失しました。早い段階から中央で攻撃のタクトを振ってくれたら、また違ったかもしれないんですけど。結局ボールに触ることすらできなかったようだし。

過去の経験からいっても、年に何度かはこういう試合はあるわけで。リカバリーする時間が十分あるので、過度に悲観的になる必要はないと思います。今回は完敗ですけど先週は山形相手に完勝しているわけだし、サッカーのコンセプトを変える必要はないと思います。ここでスクラップしちゃったらオフのトレーニングが水の泡ですからね。いやまぁ木山さんはそのへんよくわかってるはずだし、僕が言うことでもないかw

次から3連戦になります。横浜、福岡、徳島とまー相変わらず厳しい相手が続きますが、幸いうち2戦はホームです。緒戦突破で、勝ち点積んでいきましょう。地道にコツコツと。

[J'sGOAL]【J2:第2節 京都 vs 千葉】レポート