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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第9節 攻めども打てども

2014 Jリーグ Division 2
第9節 ジェフユナイテッド市原・千葉△1 - 1△カマタマーレ讃岐
12位(勝点11)→14位(勝点12)

大型連休の連戦が始まりました。土曜日夕方の試合でしたが動因は6500人止まりと寂しい状況。連休中はJ1J2J3一斉開催になって、「J1のない日はJ2を見よう」という人たちの動員が期待できないので、その影響もあったかもしれません。とはいえ、これはなかなかに深刻な現象だなぁというのは実感としてあります。

ケンペスを最前線に戻して布陣を再構成して臨んだ試合は、1-1のドロー。あれだけ攻めても1点しか取れず、逆にたった1度の致命的なミスをしただけで、勝ち点を取りこぼす結果になってしまったのはなんとも悔しい。全体の流れからいえば勝っておかしくないゲームだったわけで、そこで最後を押し切れないのはまだ力量不足だってことで。ヴェルディ戦の最後はパワープレーが奏功したんですけど、今回はそうはいきませんでした。

個人はボールを持ちすぎることで中盤での単純がロストが目立ち、またゴールに近いところにターゲットいなくて逃げのパスしかできなかった富山戦の反省を踏まえて、そこをしっかり修正したプレーが見られたのはとても良かったです。課題が明確ならそれを修正するだけの力は、コーチ陣にも選手にもちゃんと備わってるってことです。1週間でそういうところをキッチリ立て直してきたのは見事ですよ。打ったシュートは18本。前節の倍ですよ、倍。やればできるのよ。

讃岐のプレーも正直それほど良かったわけではなく、ただそれでもゴール前はしっかりと固めていました。運動量の落ちた終盤は引き分け狙いが明確になって、真ん中をガッチリ固めて守り通す形。ただそれでも、ジェフは慎重になりすぎず丁寧にやろうとしすぎず、とにかくシュートを打って攻めまくろうと、そういう姿勢がはっきり伝わってきた。それが何より嬉しかったです。どれだけ失敗しても諦めずに、とにかくゴールを目指して前へ前へ、アグレッシヴに戦う姿が見たいのだよ。

僕ね、ゴール裏から見ていて、あれだけヤキモキしてムズムズして、「あー!点取りたい!勝ちたい!!」って拳に力が入ったの、けっこう久しぶりなんです。おかげで今は喉と腕がすっかり疲れきってますw 結果として点が取れなくて勝つことができなかったのは残念だし悔しいけど、こういう感覚を思い出させてくれた選手たちには感謝したいですよ。本当にあと少しだった。その「あと少し」が何なのか、それはコーチ陣がしっかりリサーチすることなのでお任せします。

中2日で磐田戦です。これで10試合、シーズンの4分の1が終わります。連戦でしんどいですが、選手もサポもコンディションをしっかりコントロールして、ひとつでも多くのポイントを稼げるように。

[J'sGOAL]【J2:第9節 千葉 vs 讃岐】レポート