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がんばりすぎずにあるこうや。

マリーンズがすっかり復調している件

開幕5連敗、初勝利までが12球団でもっとも遅く、完全にスタートダッシュに失敗していた千葉ロッテでしたが、ここにきて完全に調子を取り戻しています。4/30の東北楽天戦まで6連勝をマークして開幕時のツケをさっぱりと払いきり、4月をなんと貯金2で終えるという変貌ぶり。順位も3位に上げて、福岡ソフトバンクまで1.5ゲーム差と2位も視界に捕らえる勢いです。ビックリです。序盤の低調っぷりはどこへいったのやらw

リリーフを含めた投手陣がある程度安定してきて、3連戦での勝ち越しを計算できるようになったのが何よりの要因です。エースの成瀬、ルーキー石川、5番手の古谷が絶好調で、4月中旬以降はQS(QuolityStart:先発6回3失点以内)を連発。リリーフも、8回のカルロス・ロサと9回の西野は磐石で、その前のセットアップにも右は益田、左は松永と計算できるリリーバーがいる。勝ちリレーはしっかり整備されつつあります。益田は本来守護神になる存在なんですが、開幕前にケガで出遅れたんですよね。でもそれが怪我の功名というか、いい方に向いてくれたのが良かったです。

打線も好調。誰かが調子を崩してしまっても、それを埋めるように代わりの戦力がしっかり仕事をしてくれています。6試合ノーヒットで二軍降格した荻野のところを、同じ1番センターの伊志嶺がバックアップ。鈴木大地も一時不調でしたが根元がその穴を埋め、そのうち鈴木も調子を取り戻して2番にカムバックしました。4番の今江は腰を痛めて登録を抹消されたところ、サブローや大松が見事に代役を務めました。井口、角中のクリーンナップがずっと好調だし、下位を含めて打線が繋がるようになっています。長打力のあるバッターは多くないですけど、個々人の役割をちゃんと果たしているという印象です。

ただ不安材料もあります。筆頭は唐川。先発ローテーションの2番手として大きな期待を背負ってシーズンをスタートしたわけですが、試合の早い段階で崩れる投球が続いて二軍落ち。再登録された今日の東北楽天戦でも、打線が援護してもすぐに取り返される悪い流れ。3回途中でノックアウトされ、チームの連勝をストップさせてしまいました。次の登板の機会が与えられるかどうか、とても心配です。僕は個人的には唐川には大きな期待をしているし、なんとかきっかけを掴んでほしかったんですが、叶いませんでした。少し時間をおいてしっかりリフレッシュしたほうが良さそうです。

144試合の長丁場になるプロ野球のシーズンですから、チームの調子に浮き沈みがあるのは当然のこと。大事なのはその浮き沈みの幅をできるだけ小さくして、課題の克服とアクシデントへの対処を適切に行っていくことです。まだまだ先は長い。ドンと構えて、しっかり応援していきたいと思います。月に1回くらいは見にいけるといいなと思うんですけどね。試合数多いわりになかなか行きづらいのよね、プロ野球ってw


大型連休も後半に入って、明日から実家に帰省してきます。この後半は楽しみな予定をたくさん入れたので、実家孝行もしつつ楽しんでこようと思います。