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がんばりすぎずにあるこうや。

シーソーゲーム

2014 プロ野球 日本生命セ・パ交流戦
千葉ロッテマリーンズ○8 - 4●広島東洋カープ

今季3回目のマリーンズ戦観戦は外野ライトスタンドから。この日の試合はチケットが大変な売れ行きだったようで、試合前の時点で内野指定席以外がすべて完売、最終的には満員御礼が出る大盛況となりました。マリンスタジアムは今季から週末の外野席がすべて指定席になりまして、席の確保に急がなくていいのは助かるんですが、今回の僕の席はなんとバックスクリーンのすぐ脇。おかげでレフト方向がさっぱり見えませんで、そっちに長打がいってしまったら困るなぁと。幸いこの試合は左方向への打球が少なかったので、助かりました。

センター寄りの席というのはそういう不便もあるんですけど、逆にマウンドの真後ろになるので、投球はとってもよく見えるんですよ。内野のプレーも視野を広くとって見られるし、これはこれでなかなか面白かったです。応援の中心から離れているので声出しづらいかなーと思ってたんですが、そこは満員御礼効果で周りはみんな歌いまくり騒ぎまくり。僕も遠慮なくチャンステーマを歌いまくりました。楽しかったわー!

試合はというと、先発は大谷、キャッチャーが金澤。個人的にまるで信頼度のないバッテリーでして、スタメンが発表されたときには思わずアタマを抱えてしまいました。でもまぁ試合が始まったらそうも言っていられない、腹くくって応援しようと決めました。初回に先頭の天谷に初球をいきなりセンター前に運ばれるという、ヤな予感が的中する展開になりましたが、そのあとはテンポよく投げて、5回までは無失点。

打線は2回3回4回と1点ずつを取って、したたかにリードを広げました。2回と4回は追加点の大きなチャンスもあったんですが、二死で三塁にランナーがいる場面でピッチャーの大谷に打順がまわってしまうという、まぁ運がないといえば運がない展開。この2打席はいずれも見逃し三振でして、大谷はちょっと損な役回りになってしまいました。ま、しょうがない。

大谷は6回にいきなり乱れてマウンドを下り、代わった松永が逆転スリーランを打たれて、いやァな雰囲気に。が、直後に今江がタイムリーを打って同点。8回には鈴木、井口、ハフマンのタイムリーで再逆転して、最後は西野が締めて逃げ切りました。中継ぎが不安定なのは気になりますが、この日は打線がよく繋がりました。特に今江は5打数5安打の大当たり。チームヒットも17本の猛攻でした。サブローが打てば先発野手全員安打だったんだけどなー。

こういう競った試合というのは応援しているほうもついつい力が入ってしまうもので、逆転されて以降はヒットが出るたび、点が入るたびにギャーギャー大騒ぎしてました。一人観戦だったので周りは知らない人ばかりだったんですけど、誰彼構わずハイタッチw 勝ったあとにはみんなで肩組んで勝どき挙げて歌を歌って、「おつかれさまでした~!」っと挨拶してパッと帰っていくという。いいですね、やっぱりこういうの楽しい。「野球が好き」「マリーンズが好き」というただ1点のみでつながる一期一会の文化みたいな、非日常の空間は面白いですよ。僕は今季三度目にしてようやく初勝利だったもんで、大変うれしかったです。

あんまり騒ぎすぎて、おまけにこの日は夜にフクアリでジェフの試合、翌朝はワールドカップの日本戦を友達とパブリックビューイングしていたので、週末はもう喉がガラガラ。すっかり嗄れちゃって全然声が出ませんでした。マリーンズの応援歌はけっこう歌いやすくてメロディも好みのものが多いので、気持ちよく歌えちゃうのが逆に良くないですね(笑) これで目標だった「観戦3回」を達成しました。でも今年はまだビジターに行けてないので、それが次の目標です。

交流戦はもうすぐ終わっちゃうので神宮や横浜には行けませんが、ライオンズの西武ドームや、今年はファイターズの東京ドーム開催がマリーンズ戦になっているので、ここが狙い目かな。まだまだ応援していきますよ!


試合のハイライト映像はこちら。