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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第41節 勝って兜の緒を締めて

2014 Jリーグ Division 2
第41節 ジェフユナイテッド市原・千葉○2 - 1●カターレ富山
5位(勝点62)→4位(勝点65)

早いもので今シーズンのホーム最終ゲームを迎えました。なんだか今季はあっという間だった。例年より観戦数を抑えたこともあって、もう終わっちゃうんだなっていう感覚が強いです。まだあと2ヶ月くらいはやれちゃうよって感じもする。それだけ、特に後半戦は勢いに乗ってエネルギー十分で駆け抜けてきたってことなんでしょう。

最下位が確定している富山を相手に、2-1での逆転勝利でホームゲームを締めくくりました。前半からボールは持てていてほとんどの時間を敵陣でプレーすることになりましたけど、真ん中をしっかり固めてスペースを消して、ストロングポイントにきっちり圧力をかけてくる富山の守りにかなり手を焼きました。チャンスは多かったけど、前半は結局得点できませんでしたものね。富山としては前半はとにかく守りに守って、後半ジェフに焦りが見えて隙ができたところを強襲する、というプランだったんでしょう。そういう意味では、53分まではまったくもってその術中にはまってたわけです。

先制されて以降、ジェフにも焦りが出たし、富山もちょっと緩くなって、ややオープンな展開になりました。そこに、兵働、谷澤、町田、森本の個のセンスが光りに光っての同点ゴール。ケンペス砲を投入して、中村のクロスから電光石火の逆転ゴール。エンジンがかかった時のジェフというのは、本当にすごいですね。ケンペスは出場して2分で点を獲りました。関塚さんの采配ズバリよ。

そこから試合を終えるまでは本当に大変で、富山のカウンターの餌食になりかけたり、自陣で変にこねくり回してボールを取られてシュート打たれたり、あまつさえオウンゴールのピンチもありました。最終盤はリードを守るためのやり方に徹しましたけど、それ以前の時間帯でどういうプレーをしなきゃいけないのか、失点のリスクを減らして得点のチャンスを増やすにはどうするのか、そういう部分がはっきりしていないようなところは見えます。そういうところの判断はしっかりやらないと、特にトーナメントでは勝ち上がれないぞ。

ここんとこ失点が続いてますけど、こういう試合を勝ち取れているってのはすごく大きなことです。確実に勝負強くはなっているのです。だからこの流れを離さずに、残り1試合+プレーオフ、何が何でも駆け上がるしかないのですよ。

3位から7位までがわずか3ポイント差。大混戦で最終節を迎えることになりました。サッカーファンは面白いだろうけど、こっちとしては胃が痛いよ。ラストはこちらも入替戦が確定している讃岐です。でももうあと全部勝つしか道はないので、やるべきことをシンプルにやり遂げるだけってことだ。

そう、俺たちならできる!