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がんばりすぎずにあるこうや。

心を鍛える

プレーオフ決勝の相手が山形に決まりました。

昨日の日中は出かけていたので、試合はでスカパーオンデマンドで見てました。山形が先制したものの前半のうちに磐田が追い付いて、1-1のまま試合が進行。85分までは磐田の目論見通りに進んでいたんだと思いますが、最後の最後にマンガのような展開で山形が勝ちました。あんなことあるんですね。言葉が出ませんでしたよ。

正直いま、日曜日がくるのが怖くて仕方ないです。山形はJ2の最終節から中2日・中3日という過酷な連戦で、しかもどちらもアウェイの遠征。どの試合にも主力メンバーを先発させ、ターンオーバーなんかまったく考えていない構成で戦っていました。プレーオフ準決勝では、磐田はそれを十分に分かっていて、前半から山形をできるだけ走らせて、後半の運動量を削るやり方を徹底していた。案の定試合終盤の山形はバテていましたし、引き分けでも勝ち進める磐田の術中にはまっていました。それなのに、一番最後にはそういうものを全部跳ね返して、決勝への切符を手に入れてしまった。この粘り、勢い、モチベーションの高さは、とんでもないエネルギーを持っているはずです。そういう相手と、昇格をかけて一発勝負で戦わなきゃいけない。

山形の終了間際のゴールは、2年前に大分にやられたあのゴールを思い出させるのに十分なインパクトでした。雨の国立の日のことは今でもはっきり覚えているし、あの景色はきっとずっと忘れないでしょう。あの日の感情を思い出すと恐ろしいし、また勝てなかったらと思うと怖くてしょうがないです。

でも、僕らがビビってしまっては、それはきっと選手に伝わってしまう。気持ちを奮い立たせて、選手たちに勇気をもって戦ってもらえるようにしなきゃいけない。味スタを最高の雰囲気で包み込んで、選手が120%の力を発揮できるように後押ししたい。僕らができることはそれくらいしかないのだから、できることくらい精いっぱいやりたい。

今はまだ怖さのほうが大きいです。これから5日間かけて、しっかり心を落ち着けて覚悟を決めて、日曜日の朝には強い気持ちで味スタに向かいたい。負の感情はいまのうちに全部吐き出して、この試合に絶対に勝つんだという思いだけを持って、スタジアムのゲートをくぐりたい。選手たちも勝つための準備をしているのだ。僕もちゃんと準備を整えないと。