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がんばりすぎずにあるこうや。

地域リーグのトップディヴィジョンへ

今季から関東サッカーリーグ2部に参戦しているジョイフル本田つくばFCが、8/31の今季ホーム最終戦を5-1で勝ち、3試合を残して来季の1部リーグ昇格を決めました。昨シーズン、県リーグ2位から全国社会人大会に挑戦して旋風を巻き起こして以降、怒涛の勢いで関東リーグに参入。今季はクラブ・ドラゴンズと共に2強体制を築いて上位をひた走り、早い段階での昇格決定となりました。

同じく関東リーグ2部に参入したレディースチームと一緒に、「アベックホームゲーム」と称してセキショウ・チャレンジスタジアムでのダブルヘッダーを数多く敢行したつくばFC。僕もダブルヘッダーがある週末にはできるだけチャレスタに行くようにしまして、バックスタンドから応援していました。チャレスタは日立台に匹敵するくらいピッチが近く、応援の声も大きくない分プレーの生の音や選手の声がよく聞こえます。Jリーグでは味わえない面白さがあって、カメラとiPhoneを傍らにいじりながら一喜一憂してました。こういうサッカー観戦もいいものです。

県リーグと違って明確な「ホームゲーム」を開催できるようになったことは、やはり大きな変化だったと思います。。地元つくばでの試合開催が大きく増えたことはもちろん、試合前イベントをやったりマッチデープログラムを作って配布したり、ときにはスタジアムアナウンスや飲食屋台も出たりしました。つくばFC自身が運営にかかわっていくこともたくさんあって、これはクラブにとって大変大きな経験値となったはずです。Jリーグに比べれば当然こじんまりとしているし、不備もあるし、改善すべき点はたっくさんありますけど、一つひとつを糧にして、クラブもチームも成長していけばいいと思うのです。街クラブっていうのは、そうやって大きくなっていくものなんでしょう。

リーグ戦で大変好調だった一方、6月に行われた全国社会人サッカー大会の地域予選では、なんと初戦で敗れてしまいました。高いレベルでの試合経験を逃してしまったのは悔やまれるところですが、上手くいくばかりではないということを感じられたのも収穫ではあります。続く天皇杯茨城県予選では、流通経済大FCを相手に善戦しつつも初戦敗退となり、上を目指していくにはまだまだ強さが足りないとわかりました。

これ以降リーグ戦でもやや不調が続いていましたが、他チームが星を落としたこともあって、ホーム最終戦で昇格報告ができることになりました。僕はフクアリでの試合があったので残念ながら昇格報告には立ち会えなかったんですが、地元のチームが強くなっていくのを見るのは楽しいものです。なにせ県3部にいたころから見てますからね。感慨深いですよ。

トントン拍子に勝ち進んで、いよいよ地域リーグのトップディヴィジョンに挑みます。トップリーグは今までとはレベルが段違いですぞ。心してかからねば。僕は将来つくばFCJリーグに上がって、たくさんのジェフサポをつくばに迎えるのが夢なので、それまでぜひ順調に成長してもらいたいと思います。もっと積極的にPRして、ファンも増やさないとね。全国リーグ目指してがんばりましょう!


一方でつくばFCレディースは、関東女子リーグ2部で8チーム中7位と大変厳しい状況。この週末は残留争いの直接対決を落としてしまい、崖っぷちに立たされています。残りは2試合。どちらもアウェイゲームで厳しい戦いですが、藁にすがってでも残留して、来季も関東で戦えるようにがんばってほしいです。