新体制が発表されました

ジェフ千葉の2013シーズンの体制が発表になりました。メンバーリストもトップ、レディース共に更新されています。

僕はこれまで新体制発表やサポコミに参加したことは一度もなくて、まして今年はなぜか平日の開催になっちゃいましたから、当然現場には行ってません。新ユニフォームは、マネキンでは相当の"やっちまった感"を醸し出していましたけど、選手が着るとだいぶ印象が変わりそうです。プレミアリーグのノリッチ・シティのものに色合いは似ているかな。だとすればまた早い段階で見慣れちゃうんでしょう。あんまり心配してませんｗ
サポコミは議事録待ち。75分でどれほど濃い議論ができたのかわかりませんけど、ダラダラと長引くより締まった論のぶつけ合いができていたらいいなぁと期待してます。

選手の移籍に関しては、エース藤田、ストライカー荒田、超攻撃的サイドバック武田の離脱は、何とも惜しいと思います。
特に藤田祥史の離脱はまったくの予想外でありました。昨シーズン15ゴールを挙げ、ゴール数以外の面でも大変チームに貢献してくれました。その活躍が、J1で上位を狙うチームから正当に評価されて、藤田自身悩みに悩んで決断したわけですから、僕としては「がんばれよ」と言って送り出すしかないと思ってます。一度大宮に移籍して失敗しているし、今年で30歳になるし、これがラストチャンスという思いは強いでしょうからね。
18番が本当によく似合う選手でした。インタビューでも人の良さが随所ににじみ出ていたし、千葉での生活も存分にエンジョイしていたようだしね。プレーオフ決勝で負けた後に号泣したりして、加入1年目でこんなにも気持ちを入れて闘ってくれたんだなぁと感動したものです。長く一緒に闘いたかったなぁ。

荒田と武田はローン移籍でしたが、それが満了したうえでまた別のチームに行くことになりました。荒田は岡山に完全で、武田は鳥取に再びローンです。こういうのはもったいないなぁと思ってしまいます。保有元の戦力構想に入っていないのなら、どうにかして引き取ることはできなかったのかなと。荒田は木山さんを慕ってジェフに来たわけなので、木山さんが退任するなら荒田もいなくなるだろうとは思ってはいましたけども、なんともはや。武田は単純に買い取れなかったのかな。加入した時は1年で横浜に戻る気満々なコメントでしたけど、1年間プレーして「ジェフが大好きです」なんて言ってくれるようになりました。ありがたいことです。

一方で、高橋峻希がローン延長、兵働と大塚が完全移籍に切り替わりました。兵働と大塚のチーム残留はうれしい誤算で、なんとも心強いです。兵働は今やジェフの大心臓であるし、7ゴール15アシストという数字はもとより、ピッチ外でも独特の存在感でチームを牽引してくれました。大塚は期待の若手ストライカーなんですよ。天才肌のテクニシャンタイプってなかなかいなくて、なんだかすごく惹かれるんですよね。これまで僕が気に入った若手選手って、なぜだかちゃんと大成したことが全然なくて、なので大塚がそれを覆してくれないかと期待しています。頼むぜよ。

韓国籍の2人は、手放しに喜べないにしても、ダメの烙印を押すのは早いだろうな、という感じ。昨年に韓国のU-22代表に召集されているということで、これはオリンピックチームのことですよね。本番での声はかからなかったようですが、韓国のアンダー世代も層が厚くてポテンシャルの高い選手がゴロゴロしてるでしょうから、2人も早くJリーグに慣れて獅子奮迅の活躍をしてくれるといいなぁと思います。

背番号は、兵働が納得のNo.10。大塚の14番は、倉田秋を思い起こしてワクワクしますね。田中佑昌の6番は驚きました。6番はボランチのイメージが強いからなぁ。大岩が15になって、29は栗山が付けることになりました。これは期待に表れだわな。18番は戸島が背負うことになりましたが、これはもう彼しか選択肢がいないでしょう。重い番号ではあるけど、空けとくわけにもいかないものね。

今季の指揮を執ることになった鈴木淳さんは、新潟と大宮でJ1の経験がある人ですね。新潟ではエジミウソンやマルシオ、矢野貴章を、大宮ではラファエルとイ・チョンスを中心にして、強力なタレントとともにコンパクトに攻めるサッカーを作っていた印象があります。つまり、ジェフにおいても軸になる「点取り屋」は必要不可欠だということ。いま興株が必死に探し回ってくれているでしょうけど、ここが今季の浮沈のカギであると言ってしまってもいいんじゃないかな。いい人を連れてきてくださいよ。よろしくお願いしますよ。

レプリカユニフォームも注文しました。いま買うとちばぎんに間に合うそうですよ。今季は右袖のJリーグマークのとこに「20th Anniversary」が入るので、買っとかないともったいない。着るかどうかはまた別の話になるかもしれませんけどねｗ