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がんばりすぎずにあるこうや。

ワールドカップに出られることになりました

2014 FIFAワールドカップ ブラジル アジア最終予選 グループB
第8節 日本△1 - 1△オーストラリア
1位(勝点13)→1位(勝点14)

最低限にして最大のミッションであった「1ポイントの獲得」を達成して、5大会連続のワールドカップ出場が決まりました。

82分という最終盤に、ふわんとしたただのクロスが風に乗ってゴールに吸い込まれてしまって先制され、一時はどうなることかと思いましたが、最終的には本田がPKをねじ込んで同点。薄氷の出場権獲得ではありますけど、兎にも角にもブラジルに行けるという結果は出しました。この試合はその結果こそが最も重要だったわけですから、それでいいのです。

試合自体は非常に見ごたえがあって、本田、香川、岡崎の2列目を中心とした流動性のある攻撃と、吉田と今野と長谷部による粘り強い守備、今の日本代表チームを端的に象徴する要素が十二分に表現されていました。オーストラリアは守備偏重に「した」のか「せざるをえなかった」のか、全体のポジションも低く、前線もケーヒルに頼りっきりという感じで思ったより前にパワーをかけてこず、終始カウンターといってこーい!のロングボール一辺倒。それだけに事故のような失点をしてしまったのが恐ろしいですね。

しかし、本大会出場はもはや「ノルマ」になってしまっていますねぇ。代表チーム強くなったものだなぁ。

ジェフサポ的には、オーストラリア代表としてフル出場を果たしたミリガンに注目しないわけにはいきませんでした。ジェフでも抜群のポテンシャル発揮した中盤の守備的にポジションで、遠藤や長谷部とマッチアップ。目立ってインパクトのある活躍というのはありませんでしたが、本来アンカーというのは「地味にいい仕事をする」ポジションです。そういう意味では十分な働きをしていたんじゃないのかな。ジェフにいたころよりも幾分か冷静になりましたよね。1度だけ放ったロングスローは、肩が温まっていなかったのか脅威にはなりませんでしたけど、でもミリガンのプレーにはなんだか懐かしさがこみ上げてきました。右サイドでボールを持ちあがったはいいけど、どうしていいかわかんなくなって手を広げちゃうの、あれジェフでもやってたよねw

オーストラリアは現在グループ3位ですが、残りの2試合を連勝すれば自力で本大会の出場権をつかむことができます。もちろん一筋縄ではいかないでしょうが、ぜひともその実力を存分に発揮してもらって、ワールドカップの舞台でまたその雄姿を見たいものです。