stellacadente.blog

がんばりすぎずにあるこうや。

J2第34節 淡々

2013 Jリーグ Division 2
第34節 ジェフユナイテッド市原・千葉●0 - 1○東京ヴェルディ
5位(勝点55)→6位(勝点55)

OB戦を目いっぱい楽しんで試合も勝って、さぁ本番もこの調子でがんばるぞ!と意気込んだものの、結果はあえなく敗戦でした。初めて行った駒沢はまさしく「国立のミニチュア版」で、ゴール裏からもそれなりに見やすくていいスタジアムでしたけど、スタグルは並びすぎで買うの諦めちゃいました。あとは風が強くて妙に寒かったです。

スタメンです。GKは岡本。4バックは米倉、キム・ヒョヌン山口智高橋峻希。ドイスボランチ佐藤勇人佐藤健太郎の2人に戻り、右ワイドに伊藤大介、左に田中佑昌。前線はケンペスと森本のツートップです。天皇杯の讃岐戦でひとつ結果を出した布陣を、このタイミングで投入してきました。町田と井出の若手二人がベンチ入り。最近では珍しく兵働と大塚がメンバーアウトとなりました。

なんだか印象の薄い試合でした。数字上はほとんど互角の試合で、実際見ていた印象も、そんなに決定的にやられてもいなかったし、逆に相手を崩すこともできていませんでした。ジェフは森本とケンペスヴェルディは巻と高原のツートップにボールを放り込んで収め、そこからアタッキングサードへの侵入を試みるという戦術を、お互いに90分間ひたすら貫き通しました。一旦はおさまっても、2列目もワイドもサポートが一歩遅く、逆にバックスのチェックの出足が速くて数的不利を招いてボールロスト。前線もシュートへの意識がいまひとつ希薄で、鋭いシュートは本当に数えるほど。そんなところまで全く同じなもんで、ひたすら淡白に試合が運ばれてしまいました。結局ゴールは小池のスーパーなミドル一発のみ。結果に差はつきましたけど、なんかお互いに相性が悪かったなって感じです。

高さ対策として先発起用されたキム・ヒョヌンは、高原が下がる72分までひたすら密着して飛んで競り続け、決定的な仕事をさせませんでした。タフな仕事でしたが、役割はきっちりこなしましたね。米倉もセカンドボールのサポートには奔走しましたし、守備陣は本来のミッションは果たしたと思います。高原が下がってからは、ヒョンはポジションを上げて縦に鋭いパスやフィードを送ることもあったし、ポテンシャルを見せつけました。1失点して敗戦なので結果に満足してはいけませんが、仕事ぶりは素晴らしかったです。

まーしかし、点の取れる気配のしないのにはほとほと困ったものです。谷澤、深井、町田という交代のチョイスは間違っていないと思うし、深井も谷澤も両サイドでよく効いて攻撃を活性化させていましたし、終盤はヴェルディが引いたとはいえ全体で押し上げてグイグイ攻めたし、その点は良いんです。でも最後の一歩が足りない。何度となく言っていますが、「俺がヒーローになるんだ!」っていう気迫が欠けているのです。エゴだろうがなんだろうが、自分がゴールを決めてやるんだっていう強い気持ちがないと、勝利につながるゴールは取れんですよ。もっとガムシャラにならねば。

京都戦、ヴェルディ戦と、僕自身けっこうココロが弱っちゃってるなーというのを自覚しています。なんというか、楽しくないんだよね。好きなジェフの、好きなサッカーを、見に行ってるはずなのに、楽しくないんです。試合があるから行くってだけになってる。良くない。これは良くないです。次のアウェイの岡山戦はお休みするので、ちょっとアタマを冷やして落ち着こうと思います。スカパー観戦もナシにして、一度サッカーから離れてみるのもいいのかもな。「サッカーのある日常」を漫然と過ごすんでなくて、ちゃんと楽しまないと。

いろんな意味で、気持ちを整理しないといけないな、という気分です。重症だ。

[J'sGOAL]【J2:第34節 東京V vs 千葉】レポート