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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第25節 ウチら、日本一あきらめの悪いサポーターだからさ。

2010 Jリーグ Division 2
第25節 ジェフユナイテッド市原・千葉●1 - 2○アビスパ福岡
3位(勝点42)→4位(勝点42)

悔しい。単純に悔しいです。負けた時はいつも悔しいんですけど、今回もやっぱり悔しいです。苦手なアウェイで、苦手の1-0の状況で、またしても失点を重ねてしまって逆転負けです。

スタメンを振り返ります。GKは天皇杯に続いて岡本。DFは急増バックラインです。右から和田、福元、青木良太、坂本。山口と佐藤のボランチ。右に太田、左に工藤、谷澤がトップ下。頂点にネット。アレックスは練習中に左足の股関節を痛めたとのことで欠場です。鎌田が久しぶりにベンチ入り。

前半早々の8分に、青木の目の覚めるようなロングシュートが決まって先制。センターバックの青木が、よくあそこでシュートという選択ができたなと思います。青木は「エイヤァ!」で打ったんだと思うんですけど、それでもゴールを狙っていく姿勢は大事。ファーストシュートでファーストゴールは、できすぎですけどね。

序盤からDFラインもずいぶん高く保てていて、中盤より前の選手をずいぶん助けていました。和田と坂本の両サイドバックも、前目でプレーすることができていたし、ネットのチェイスは相変わらず気迫あふれるもので、何度もチャンスを演出しました。裏を取られて大ピンチなシーンが2つほどありましたが、運も味方して無失点で折り返し。前半のデキは、かなり良かったと思います。

問題は後半。前半はジェフのペースでしたから、当然福岡は修正してきます。ボランチの中町と末吉をより前でプレーさせ、ラインを高く、グイッと押し込んできました。立ち上がりから立て続けに福岡のチャンスになって、それ自体はしのげましたけど、ポジション取りが全体的に引き気味になってしまいました。照明光にモヤがかかるほどの大雨の影響で、遠方視界が悪く、うかつに前に出ていけないという心理を働いたのかもしれません。それで人の流動性が薄れてしまって、前半のようなスムーズなリズムが失われてしまった。こういうときに「ビビるな!前へ出ろ!」と言える選手が欲しかったものですが、今はそういう選手がいないのですよね。みんなケガしてんだもんな・・・・。

チャンスがなかったわけじゃないんですよ。15分~20分くらいまでは、福岡のディフェンスラインもやや集中を欠いていて、裏へのスルーパースがいくつもつながっていました。良い時間帯はあったんです。でも、少し精度が悪かったり、神山にスーパーセーブを見せつけられたりで、ネットも谷澤も倉田も、ボールをゴールの中へ運べなかった。ほんの少し足りなかった。

谷澤はそんな中でも、DFを引きずりながらグイグイゴールに向かって突き進んで、福岡の中盤をかき乱し、シュートも何本も打ちました。ですがその谷澤が消耗して、村井にチェンジせざるを得なかったというのが惜しかった。トップ下には倉田が入りましたが、倉田はトップのネットとうまく連動することができませんでした。荒れたピッチはスリッピーどころかボールが転がらなくなっていたし、そんな状態で倉田の良さを引き出すことも難しくなってしまったのかもしれません。まぁでも、状況に関しては相手も同じなので、言い訳はできないんですがね。

同点の後に林を入れて、攻撃に厚みを出そうとしましたが、これはうまくいきませんでした。慎重に、でも大事にしすぎるな、と思ってはいましたが、やはりしっかりゴールを狙って攻めたいという意識の表れか、相手を見てプレーをしてしまっていた。もっど貪欲にゴールを狙ってもよかったと思いますが、まぁ、結果論ですよね。ネットも最後は走りきれなくなってしまっていました。

残り12試合の時点で、ひとつの目安だった6敗を消化してしまいました。昇格圏からも転落。いや、もう状況をどうのこうの言っても仕方ないですね。とにかく前を向いて、しっかり立って、ひとつひとつの試合をしっかり戦いぬいていくしかないん。下からどんどんプレッシャーかけて、またひっくり返してやればいい!また上に立ってやればいいんだ!

ジャンボさんがすごくいいことを書いてくれているので、紹介します。

最後に笑えることが大切で、そのために今思いっきり苦しんでもいいんです。 厳しい戦いは当たり前。 厳しくない戦いはありえない。 最後に笑うのはジェフユナイテッドなんです!!!

[J'sGOAL]【J2:第25節 福岡 vs 千葉】レポート