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がんばりすぎずにあるこうや。

2012年の気になった○○

晦日ですね。「今年のまとめ」の記事がいろいろ出るようになっていますので、僕も流れに乗っていこうと思います。個人的に今年気になったコンテンツをまとめてみました。

ではどうぞ!

1. シアター!

有川浩の作品はどれも評判がとてもいいですが、いくつか読んだ中でもこれが一番ですね。登場するキャラクタがどれも個性的で、ストーリーはリアルで、それでいて青臭い。「ライトノベルっぽさ」ってこういうことだろうというひとつの見本じゃないかなと思います。面白いです。1巻が2009年、2巻が2011年なんで、来年あたり3巻が出てくれないかしらと期待しているんですが、どうでしょうね。
今年はブクログをつけ始めたので、読書に対するモチベーションがいままでよりもずっと持続しました。今年は都合41冊を読破した模様。月3冊を目安にしてましたけど、達成で生きなかった月もあったので、来年はそのペースをちゃんと維持しつつ、トータルで45冊以上読めるといいなと思ってます。
電子書籍がだんだんブームになってきて、世の中がそちらにシフトしていく流れになっていますけど、本屋さんをめぐって気になる本を探す、という大きな楽しみが捨てがたいですね。来年も悠々な読書ライフを送りたいものです。

2. GUNSLINGER GIRL 15

10年続いた「GINSLINGER GIRL」が完結。「『生きる』ということの幸せ」を考えさせられる作品でした。開始当初は、可愛い女の子たちの日常と、その中にある"戦闘"という非日常の織り交ぜが心地よくて、割と気持ちよく読んでしました。けど、中盤以降はその「日常」と「非日常」が完全に逆転しまして、読んでいるほうとしても過酷な現実を突きつけられていきました。「ハッピーエンドにはなりえない」というのがわかってしまったんですね。長く読んできてキャラクターへの愛着もそれなりにあったもんですから、それ以降はとにかく読むのが辛くて、単行本を読み終わった後はもうなんとも苦しく悲しい気分になりっぱなしでした。
でも、最終的には"ちゃんと"終わってくれてよかったです。僕が望んだ最後では全然なかったけども、一方で「こうなるしかなかったのだ」というある種納得している部分もあるのですね。
作品のファンには、アニメ化したことを黒歴史と捉えている人もいるようですが、アニメ化しなければ僕はガンスリに出会っていなかったはずなので、その意味では僕は良かったと思っています。1期は綺麗な絵で好きでしたよ。2期は、なぜかキャストも作画も大幅に変わってしまって、まったく好きではなかったんですがね。

3. じょしらく

今年のアニメでは確実に上位にきますね。落語の話ということで、なんとなく興味を持って見始めたんですけど、蓋を開けてみたら落語全く関係ない駄弁り系のアニメでしたw 今年は色々とアニメを見たんですけど、アタマの中を空っぽにして、ただゲラゲラと笑って楽しめました。示唆に富んだ「考えさせられる」作品も好きですが、こういうアニメもたまにはいい。楽しかったんです、ホント。

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4. BRITA リクエリ

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ちょっと変化球w
つくばの水源は「日本一汚い湖」で有名な霞ヶ浦でして、そのままだと臭いとかいろいろひどいんですね。で、実家に帰ったときにBRITAの浄水ポットを使ってるのを見まして、いろいろと聞いた結果、自分でも使ってみることにしました。
3ヶ月ほど使っていますが、なかなかいいですね。強烈な臭いもある程度取れますし、飲みやすくなりました。今は口から入れる水は全部RRITAを通すことにしています。ろ過の手間が増えるのは最初は慣れませんでしたが、大して苦にするほどのことでもないです。ポット式なので、ろ過したぶんその場で全部使わなきゃいけないというわけでもないですし。
こういう浄水器はろ過フィルターの交換時期を忘れたりして面倒だったりしますが、BRITAはそのあたりはよく考えられていて、ポットがちゃんと交換時期をお知らせしてくれるので便利です。隅々までちゃんと考えてデザインされていますね。用途に応じていろいろと種類があるみたいなので、おすすめですよ。

5. インターネットラジオ

アニメをいろいろと見るようになった影響で、アニラジ系のWebラジオも聴くようになりました。僕はもともとラジオっ子でして、FMラジオや、最近はPodCastを聴くのも好きなんです。個人プレーが多いSEの身分なので、仕事中にWebラジオを聴きながらPCに向かっています。
よく聴くのは、音泉Lantis Webといったあたり。アニメ作品に紐づいた番組は息が短くて半年くらいで終わってしまうのがさびしいところですが、逆に新しい番組がどんどん出てくるのが楽しみでもあります。面白い番組を探す楽しみもあるしね。

6. 小島瑠璃子

今年の初めにNHK Eテレの「すイエんサー」を久しぶりに見まして、変わっていたアシスタントの子にまさに一目ぼれしたのでした。それが"ルーリィ"。最初のうちは「かわいい女の子」どまりだったんですけど、春くらいに読んだサッカーマガジンのインタビュー("あだっちぃー"こと足立梨花ちゃんとの対談)で、自らがジェフサポであることを公開してまして、それでもう一気に入れ込んでしまいました。ジェフのクラブもそれを聞きつけたのか、ホーム最終戦ではジェフのユニフォームを着てビデオメッセージをくれました。これは大サプライズでびっくりしました。
で、決定的だったのは、昇格プレーオフ準決勝の三ツ沢でしたね。テレビの取材で来ていたルーリィが、アウェイゴール裏にいた僕の目の前に!気が狂ったようにデジカメで写真を撮りまくりましたw 試合に勝ったことも手伝って、その1週間はだいぶふわふわしてました。いやー、かわいかった! TBSのスポーツ番組を中心に出番の増えてきているルーリィ。来年も追っかけていきますよ!

7. 007 Skyfall

007の映画シリーズ50周年に合わせて製作された最新作。1995年の「Golden Eye」から007シリーズを見ている僕としては、大変衝撃的な作品になりました。ネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、見終わった後はあまりのショックでしばらく立ち直れませんでした。まさに「ひとつの時代の終わり」を感じましたね。ただ、同時に「新たな時代の幕開け」でもあるわけなので、今後の007シリーズの展開には大いに期待しています。すでに次回作と次々回作の製作が発表されていて(二部作、公開時期未定)、「Skyfall」の主要キャストもそのまま引き継がれるということなので、ワクワクしながら待とうと思います。

以上7つになりました。見返してみると、「ゲーム」「音楽」「スポーツ」が入ってませんね。ゲームは唯一プレイした「ロボティクス・ノーツ」がイマイチだったのが残念でした。音楽は正直偏りすぎてなんとも。梶浦さん関連は「今年」と銘打つものではないですしね。スポーツはもうほとんどライフワークの域に達してしまって、気になるとかそういうレベルじゃないというw

考えてみればいままでこういうことをあまりしなかったんで、来年は年末にまとめ記事を書くことを念頭におきつつ、サブカル、エンターテインメントに限らずいろんなものにまた興味を持って見ていこうかなー、となんとなく思っています。世の中は常に動いているから、探せば面白いものはいろいろあるんだよね。

では、よいお年を!