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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第40節 ワクワクするサッカーを

2013 Jリーグ Division 2
第40節 ジェフユナイテッド市原・千葉●0 - 2○V・ファーレン長崎
4位(勝点64)→5位(勝点64)

朝9時の列抽選に間に合うように早起きしてフクアリに向かったものの、7時半過ぎに起きた地震の影響で電車が止まってしまい、結局間に合いませんでした。朝からどんよりしててお日様は出ないし、風が強くて寒いし、朝ごはん食べてないからおなか減ってしかたないし、なんか良いことない日でした。なんとも息苦しい・・・・

札幌、長崎と連続でダブルを喫してしまうことになりました。勝てないとこにはホントに勝てないな。大一番とか勝負の分かれ目といった試合でことごとく負けているジェフなんですけど、今回も例にもれずそのパターン。札幌の試合もそうでしたけど、今回も後半は目立った見どころもなくあまりにも淡白に45分が過ぎてしまいました。最後の5分だけやる気だしたって全然意味ないのにな。10月以降そういう試合が増えてきてて、心配というか残念というかガッカリというか、何とも言えない感じ。

序盤はチャンスがいっぱいありましたから、ここで決めていればっていうのはみんな思うことですよね。正直最初の20分は長崎の選手たちは完全に眠っていて、ディフェンスラインの裏もズバズバ通れたし、サイドの深いところもガンガン使えたし、クロスボールはターゲットにビシビシ合ってました。米倉のクロスから田中佑昌の右脚ボレーなんて、目の前で見ててシビレましたよ。ただ、こういうところでのシュートがことごとく枠外だったりキーパーの正面だったりすればゴールにはならないわけで、ジェフと長崎の差はそういうとこです。

20分以降の長崎はまるで違うチームかのようにフォアチェックが厳しくなり、みんな迷わず前を向いてボールを運び、バックパスをすることなんてほとんどなくて、全員がゴールを目指していました。正直あれが試合終了まで続けられるなんて思ってなかったのでびっくりしましたけど、なんかうまいこと割り切ってるんでしょうね。昇格初年度でここまで奮闘して、もう行けるとこまで行ったるぜ!ってイケイケになってる。良い意味で調子に乗ってるチームは強いよな。

ボランチを削ってまで攻撃的な選手を入れまくって状況を打開しようとしましたが、効果はあまり出ませんでした。長崎がガッチリ引いてアタッキングサードが大渋滞になってしまったり、森本が重戦車のようなドリブルで持ち上がってもサポートがなくて結局潰されちゃったり、なんだか見ててもワクワクしなかった。縦へのチャレンジングなパスもなくなっちゃいましたし、多少のリスクを覚悟してでも攻めるっていう気迫が見えなくなってしまったのが残念でした。

これで5位。残り2試合が、ジェフは栃木と鳥取、長崎は松本と徳島なので、相手関係としてはまぁ有利っちゃ有利ですけど、結局他力本願でしかないですからね。とにかく下を向かず、前を見て、残りの試合をしっかり戦って、プレーオフでふたつ勝ってしまえばそれでいい。今シーズンはチーム状態が安定しないまま最終盤になってしまいましたけど、でもきっかけを掴めば逆境を跳ね返すだけのチカラがあることはわかっています。それをやるなら今しかない。まだ終わっちゃいないぞ。

[J'sGOAL]【J2:第40節 千葉 vs 長崎】レポート