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がんばりすぎずにあるこうや。

"FUN"tastic なサッカーを

ジェフの2014年シーズンの新体制が発表されました。背番号ユニフォームも発表されて、いよいよ新しいシーズンを迎える準備が整ったという感じ。まずが今月下旬からの沖縄キャンプに向けて、練習もスタートしました。

新加入選手は6人。既存戦力がごっそり抜けた両サイドと、アンカータイプのボランチ、それから若いセンターフォワードゴールキーパーです。ジェフサポおなじみの西部謙司さんによれば、淳さんのリクエストは「左サイドバックと点のとれるボランチ」だったそうで、前者はまだしも後者はまだ満足できていません。それと個人的には、他チームの動向に比べるとややインパクトに欠けるかなぁというのも素直な印象。"ワクワク"が足りないというのかな。ネームバリューだけで勝てるわけでもありませんけど、ポテンシャルの裏付けのひとつではありますからね。昨年はキャンプが始まってから外国籍選手の加入が決まったりもしましたし、これからまだ加入があるんでしょうか。強化部は厳しい情勢の中でも懸命に動いてくれていると思っています。

現時点でA契約が22人、C契約が5人の合計27人体制。背番号は、基本的には選手がチームから去って空いた番号を新加入選手でサクッと埋めた形になっています。あとは大きい番号の選手を上に詰めた感じ。27が空いているのにも大した意味はないでしょうね。

なんとなく、背番号に対するこだわりや執着、固定的なイメージみたいなものを、バッサリと振り払ったような印象を受けました。昨シーズンに田中佑昌が6番をつけたのをはじめ、今年は大岩が2番、谷澤が8番、中村が17番、高木が24番をつけます。特に2番は、いわゆる「ミスター・ジェフ」が背負う番号としてとても重いものだと認識されていますから、リストを見たときには驚きました。でもそうではなくて、背番号というのはどれも等しく「付けた選手のもの」であって、特別なものではない、ということなのかなと思うのです。もちろん、つけた選手がその番号のイメージにふさわしい大活躍をしてくれたら万々歳ですけどね。

今年のスローガンは「FUN!」。楽しむ。うん、大事なことです。J2は多くのライバルチームと昇格を争う戦いですけど、そもそもサッカーってのは娯楽なんですから、楽しまないと損なのよ。見てる僕らも楽しみたいけど、何より選手たちには楽しくサッカーやってほしい。選手たちが楽しければ僕らも面白いし、見てて面白いサッカーやれば見に来てくれる人も増えるはずだから。

開幕戦はホーム・フクアリでの栃木戦、2戦目は岡山とやはりフクアリでやることに決まりました。開幕からホーム連戦ってのは珍しいですね。月末には全部の日程が発表になるし、もうあと1ヶ月ちょっとで開幕です。オフシーズンもあっという間だ。