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がんばりすぎずにあるこうや。

変わるケイバ

先週末の三連休の中日は、大学の研究室のOB会でした。大学祭が開催される時期に合わせて毎年開かれているんですが、僕の出身大学って東京の八王子にあるんです。つくばから行くのめっちゃ遠いんですよ。お世話になった研究室の先生がこの春に定年退官されてもう研究室自体がなくなっているので、大学そのものに行く用事もない。ただ飲み会のためだけに八王子まで行くのも癪だなと思って、その前にどこか寄れないかといろいろ探した結果、十数年ぶりに競馬を見に行くことにしました。

僕が最後に競馬場に行ったのって、たぶん2000年の有馬記念だと思うんです。この年はテイエムオペラオーが栄華を誇っていて、GI5勝を含む年間7連勝を達成したのでした。競馬には高校・大学くらいの時期が一番ハマっていて、あまり賭けたりはしませんでしたけど、テレビで見たり勝手に予想したりして楽しんでました。

久しぶりに行った東京競馬場は、記憶にあるものとはずいぶん様変わりしていました。馬場の広さやゴール板のデザインは変わりませんけど、観戦スタンドは広く大きくなったし、ターフビジョンも綺麗で見やすい。この日はGIIの毎日王冠が開催される日だったんですが、GIと違ってそこまでめちゃ混みでもないので、メインレースでもゴール板近くでわりとゆったり見られました。観戦席は最下層の立見席でも緩く傾斜がついているので、どこからでも見やすくなっていますね。

一番驚いたのはスタンド内部のコンコースの変わりよう。すっごくきれいになってて、古い「ギャンブル場」のイメージなんか微塵もありません。内装の色彩も濃淡鮮やかで素敵だし、ビジョンも多く配置されて見やすい。インテリアの配置も工夫されているようです。2階に上がると飲食売店が並んでいて、カフェとか喫茶店みたいなお店もあるんですよ。すげーオシャレ。予想に熱心なオジサンたちはほとんどが1階の投票所のあたりに集まってるので、ゆっくりと過ごしたい人は2階を中心にしてみるといいと思います。2階からでも馬場スタンドにもパドックにもすぐ出られるし、これなら女性グループでも気が楽じゃないかな。

若い人たちやグループでのレジャーとしても、気軽に競馬場に来られるような雰囲気になっていて、JRAもがんばっているなと思いました。馬券の売り上げが落ち込んできていると言われて久しいですけど、お金をかけるべきところにはきちんとかけて、来てくれる人たちやまだ競馬場に来たことがない人たちにちゃんとアピールしていこうっていう姿勢が見えますよね。実際親子連れや若いカップルできている人たちも多く見ましたし、雰囲気からして10年前とはずいぶん違っているように思いました。

競馬場は楽しいですよ。決してコワイところじゃない。新聞見ながら予想にうんうん唸るのもいいし、レースで盛り上がる空気を楽しむのもいいし、緑の馬場を眺めてるのも気持ちいい。ひさしぶりに行って、ずいぶん印象も変わりました。チャンスがあればまた行ってもいいな。


予想の結果は、4レースに投資してあえなく全敗。でもけっこういい線いってたんだよなー。だからこそ悔しいです。まぁそんなに簡単に当たりゃしないですけどねw