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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第28節 勝った、の?

2010 Jリーグ Division 2
第28節 ジェフユナイテッド市原・千葉○2 - 1●栃木SC
4位(勝点42)→4位(勝点45)

勝った気がしなぁーい!

日曜日は、朝から千葉国体のボランティア業務のために、八幡球技場に行っていました。業務が終わったのが16時半前で、既に試合は始まっていた。ただ、八幡球技場からフクアリまでは車で15分ほどしかかからないので、急いでフクアリへ。到着したころには、ちょうどハーフタイム。サポ仲間に「今日の試合は順調だ。リードしているし、良い流れできている」と聞いて、なら後半も期待して見ていられるなと思ったんですが・・・・。

ひとまずスタメンを振り返ります。GKは岡本。最終ラインは、青木良太、福元、茶野、復帰したアレックスの4人。山口と佐藤のダブルボランチ。工藤が左、谷澤が今回は右のアウトサイドに入って、トップ下にはルーキーの伊藤大介がプロ初スタメンです。ワントップは青木孝太アジア大会の代表に選出された鎌田がベンチに復帰、また深井も戻ってきました。

僕は結局後半しか見ていないので、後半だけの感想ということでご容赦ください。

前半で2-0。一昔前は"安全圏"と言われた2点差も、今では全くそういうイメージがなくなりました。特に0-2から1点を返すと、その勢いに乗って一気に追いつくことということがよくあります。なので、早いところ3点目を取って「試合を終わらせて」しまいたいと思うのは、サポも選手も同じでしょう。でも、それがゆえに焦りすぎて、プレーが雑になってしまってはどうしようもないわけで。

これは柏戦でもあったことですけど、ミドルサードの、それほどプレッシャーのかかっていない(ノンプレッシャーではない)状態でのミスが多い。こういう状態でのパスミス、トラップミスは、すぐにリカバリが利いて事なきを得る場合もありますが、奪われて大ピンチになる場合も大いにあるわけで。ひとつひとつのプレーをもっと丁寧に、出し手が受け手をきちんと見てパスを出すとかするだけでずいぶん違うのに、なぜああも慌ててしまうのか・・・・。

57分にパウリーニョが一発退場して数的有利になっても、というか、バランスが変わってそれまでのマッチングが通用しなくなると、もうガタガタになってしまう。で、ギャップを作られてパワーで点を失ってしまうという。戦術的に未熟なのかメンタルコントロールができていないのか、はたまた状況判断がヘタなのか。もう何度も見てることだし、シーズンももう1/3きってるわけなので、いい加減修正してもらいたいものですよ。

後半はジェフのゴールはなかったものの、「青木孝太を活かすための攻撃」の種は見えました。柏戦では、青木に「ネットの代わり」を求めていたようなスタイルでしたが、トップ下に入った伊藤大介が、青木をうまく「使っていた」。具体的には、センターでの縦への速いショートパスが増えたんですね。これによって、青木の本来のストロングポイントである「裏への抜けだし」が活かせるようになっていて、それで絶好機をいくつも演出できていました。最終的に得点に至らなかったのは、結局消極的だったり、余裕がありすぎて雑になったり、精度が足りなかったりといろいろなんでしょうけど。ネットが離脱中で、しばらくは青木にかかる役割も期待も大きいですから、是非ともその力をいかんなく発揮してほしいですね。

内容がアレだった以上に、自分で実際「ワーッ!」ってゴールを喜んでいないので、全然実感の伴わない勝利ですが、"結果として"勝ったわけなのでオッケーオッケー。次はアウェイの富山戦です。富山なー。富山も守りに入るとなかなか崩せないという堅固な守備網を持っていますから、楽な試合にはなりゃしません。それでも勝たなきゃいけないわけなので、なりふり構わず、精いっぱいの応援を。がんばろう!がんばろう!!

[J'sGOAL]【J2:第28節 千葉 vs 栃木】レポート