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がんばりすぎずにあるこうや。

天皇杯3回戦 駒場スタジアムに行ってきました

第90回天皇杯 全日本サッカー選手権

3回戦 浦和レッドダイヤモンズ○2 - 0●徳島ヴォルティス

栃木戦の中途半端な観戦(後半だけ)を最後に、次はアウェイの横浜戦まで生サッカーが見られない予定なので、ここらで成分を補給せんと!と思い立ち、近場の天皇杯に行くことにしました。関東では駒場、熊谷、正田スタでの開催でしたが、移動時間を考えるとほぼ駒場一択。クルマで浦和駅前まで行って、そこからシャトルバスで移動です。

駒場に来たのは3年ぶりです。3年前はリーグの大宮戦で、あのときはバックスタンド下層にいたので、僕は出島は未経験。今回はメインスタンドで見ることにしました。日差しが強くて気温も高かったので、屋根で日陰ができるところが良いなと思って。

結果は2-0。田中達也が倒されて得たPKをエジミウソンが決めたのと、柏木からボールを受けた高橋が鋭いクロスを入れて、それを徳島のDFが見事にゲットゴールしちゃったオウンゴール。スコアは2点の差がつきましたが、2点差というほどの差が両者にあったとは言えない好ゲームでした。

浦和は田中達也が躍動していました。ボールを持つと、不器用ながらもとにかく前で突き進もうとするし、常にゴールを意識して動いている。PKを得たプレーも、ゴールに向かって一気に突進して、それを徳島が捕まえ切れなかった結果。個人での強さ・速さにおいては、やっぱりJ1とJ2には小さくない差があるんだなーと思いました。後半に負傷で交代してしまったのは気になるところですが、やっぱり彼にボールを持たせたら怖いわ。

守備では山田ノブヒサと坪井の両センターバックが、真ん中だけでなく最終ラインを良く締めていました。山田はホントに器用な選手ですね。高橋が上がった裏のケアやハイボールの競り合いも難なくこなすし、少し上がって前とのつなぎ役にもなれる。坪井は実に"センターバックらしい"センターバック。セットプレーで前がかりになっていて、カウンターを食らいそうになっても、抜群の対人守備で相手のチャンスの芽をことごとくつぶしていくのです。平繁も津田も、全然仕事させてもらえなかったもんな。

徳島もチャンスは結構作ってたんですよ。前半はカウンターもよく機能していたし、守るだけじゃなくて、サイドから崩そうとしてみたり、カットインしてミドルを狙ったり、津田や倉貫を目がけて鋭いクロスを上げてみたり。平繁がすンごく惜しいシュートを外してしまったりして、せめてオン・ターゲットに打てればなぁ。

徳島は柿谷が全然目立たなくなりましたね。浦和が良くケアしていたというのもあるんでしょうけど、左サイドは効果的な攻撃ができていませんでした。サイドバックがあまり上がってこれなかったのと、トップの津田がセンター寄りで仕事をするタイプなので、柿谷が若干孤立気味になっちゃう感じ。倉貫と柿谷が同時に躍動すると、徳島はとたんに怖くなりますからね。同じJ2にいる身としては、そのまま眠ったライオンのままでいてくれると助かるんだけどw

後半は浦和も守り気味になったんで、大きな見どころもなく終わりました。まぁノックアウトのカップ戦だし、勝つことが最優先事項だからこれでいいんでしょう。せっかくならホーム側でのゴールが見たかったんだけどナー。5月のK'sスタもそうでしたけど、見に入った試合では目の前でゴールを見られない星の下に生まれちゃったのかしらw

ご存じの通り、駒場はセンタースポットとサイドライン上の高低差が15cmもあるので、これから改修工事に入るそうです。今回たまたま隣に座った浦和サポの方にいろいろ伺ったんですが、現在はナビスコの予選3試合しか駒場では開催しないそうです(年間3試合の駒場開催は、さいたま市との契約らしい)。フルキャパ25000の陸スタですけど、メインから見てると面白い雰囲気のある場所だなーと思いました。アウェイチームの立場では絶対来たくないけどw

ジェフのほうは西京極で京都を4-0で粉砕して、4回戦はFC東京との対戦になりました。今度はミッドウィーク、11月に5連戦です。場所はまだ未定。例年はこのタイミングで地方開催が一気に増えるので、もしかして丸亀とかとりスタとかになったりしないかしら、なんて。個人的には笠松辺りでやってくれると見に行けるかもなんですけど、もう3試合やってるから、さすがにないかな・・・・。