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がんばりすぎずにあるこうや。

J2第28節 しぶとくしぶとく

2011 Jリーグ Division 2
第28節 ジェフユナイテッド市原・千葉○1 - 0●ファジアーノ岡山
6位(勝点41)→5位(勝点44)

いやー、後半の追加タイム4分は、本当に長い長い4分間でした。僕はスカパーで見てましたから時計が見えてましたけど、現地にいた方たちはもっと長く感じたんじゃないかしら。早く終われ!笛を吹け!早く!早く!って思ってたんじゃないかな。

しかし1ヶ月ぶりの勝利ですよ。くそー、なんで現地に言ってないだ撲は!w

スタメンを振り返ります。GKは岡本。バックスは、山口、竹内、サスペンションのミリガンに代わってセンターバック青木良太、左は坂本。ファン・ゲッセルと佐藤のダブルボランチ。右ワイドに太田、左に村井。大島と深井のツートップ。しばらく戦列を離れていた米倉が、ベンチに戻ってきました。渡邊は前節に続くベンチ入り。

山口のクロスから大島のヘッドで、早い時間帯に先制。これで多少は余裕を持って、でも余裕を出しすぎるとあっという間にやられちゃうしコワいなー、なんて思っていたんですが、思ったとおりにヒヤヒヤの試合展開になっちまいました。岡山の最前線に張った長身のチアゴは、自らに与えられた役割を、愚直にしかし確実にこなし続け、岡山のチャンスの起点になっていました。チアゴにボールが入ると必ずビッグチャンスになるんで、もう怖くてしょうがない。妹尾や岸田、澤口に何度もゴールを脅かされて、もう心臓がバックンバックン言いっぱなしでした。ちょっとの精度の差とか、ジェフのバックスがしっかり集中して、なんとか虎の子の守りきってくれて、ホントホッとしましたよ。嬉しさももちろんありますけど、安堵感のほうが強かったですね。それも、「勝ってよかった」じゃなくて、「怖い時間が終わってよかった」っていう安堵感ねw

シュートは、ジェフが8本、岡山が6本。数は少ないながらも、どれも決定的なチャンスばかりで、1-0というρスコアで終わったのが不思議なくらい、もっとゴールが生まれてもよかったんじゃないかというほどでした。ただ、そこまでしっかりフィニッシュできるという段階までいかないとシュートを打たない、とも言えるわけです。岡山のバックラインはかなり低めにセットされていて、特に植田がダブルイエローで退場してからはドン引きに拍車がかかっていたんで、遠目からのミドルでドーン!というのももっと混ぜていけばよかったのになーと思います。フィニッシュへの意識というのがちょっと希薄だったんじゃないかと。

まぁでも勝ちましたからね。5試合も勝ちがなかったわけなので、とにかく今必要だったのは勝利という結果です。そのミッションを達成したんですからオッケーですよ。残り14試合。まだまだ予断を許さない昇格争いですが、とにかくしぶとくポイントを重ねていかねば。次のホームは大躍進を遂げている北九州が相手。昨年は僕が沖縄でワーキャーやっている間にえらく苦しい戦いを強いられたと聞いていますが、彼らも1ヶ月以上勝ちがなくて、勝利に飢えています。気を抜かず、精一杯の後押しで、彼らを返り討ちにしてやりましょう。

おーし!気合いれていくぞー!

[J'sGOAL]【J2:第28節 岡山 vs 千葉】レポート